マイコプラズマ肺炎が多いようです!
最近マイコプラズマ肺炎が多いと聞いています。確かめたわけではないので本当かどうか分かりません。
昨日は一人マイコプラズマの検査をしました。外注検査で分かるのに3~6日かかります。以前は迅速検査キットも使っていましたが、あまり正確ではなかったので今は使っていません。
困るのは学校等の出席停止期間です。特に決まっていないのです。マイコプラズマ病原菌自体はそう強いわけではないので濃厚な接触がないと感染しないようですが、感染すると発熱やしつこい咳が出ます。有効な抗生剤を飲み、熱やひどい咳がおさまって2日たったら出席してもいいようです。でも咳が無くなるのには時間がかかるため、ひどい咳?がなければ良いようなんです。あいまいですね。
中学・高校生にお勧めのスギ花粉舌下免疫療法
治療効果が高く評判のスギ花粉舌下免疫療法を初めて開始する方の治療予約を受け付けています。治療開始は6月2日以降です。
治療を開始するにあたり新患の方やスギ花粉症の検査結果をお持ちでない方は、私の診察が必要です。まずは受診して下さい。
まだ中学生や高校生は少ないですが、昨日も書いた通りこの治療は大学受験などにも大きな影響を与え得る治療のようです。そうでなくても長い人生スギ花粉症に悩まされなくても済むかもしれないので、お勧めの治療法です。是非ご検討下さい。
最近多い鼻血の治療
最近イネ科花粉症がひどいからか鼻血の方が増えています。
鼻血を出にくくするために出血しているところを見つけて焼いて止める方法をよく行います。レーザーで焼く方法を希望されることが多いのですが、私の経験上レーザーではなかなか上手く止まらないし、すぐに再発します。
当院では電気止血装置(モノポーラ)を使って鼻血を止めています。小学校高学年くらいになれば(治療中嫌がって動かなければ)出来ると思います。
蜂刺されによる蜂毒アレルギーのための自己注射薬
蜂に刺された時に息苦しくなったことがありますか?リンゴ農家の方はよく蜂に刺されることがあるそうですね。
人を刺す習性があるのはスズメバチやアシナガバチ、ミツバチだそうです。蜂刺されは夏に多くなり、蜂毒アレルギーによるアナフィラキシーショックで年間20人くらいが亡くなるそうです。
蜂刺されは2回目以降が危ないと言われていますが、実は初めてでもショックを起こすこともあります。たくさんの蜂にいっぺんに刺された時などです。ではどうすれば良いのでしょうか?
1:近づかない、攻撃しない。近くに飛んで来たら、あわてずじっとしている。
2:白く明るい色(でも花柄は避けて)の服を着て、肌をなるべく出さない。
などは一般的に注意すべきことです。しかしどうしても防げない場合には自己注射薬(アナフィラキシー補助治療剤:エピペン)があります。
普通のお薬ではないため、十分な問診、検査そして取り扱いの説明が必要です。蜂刺されの危険性が高い方はご相談下さい。