トピックス

あきた耳鼻咽喉科クリニック_トピックス

ヒアリ

神戸市で発見されたヒアリ。尼崎では女王蟻も居たそうですね。生息範囲が全国に広がっているかどうか分かりませんが、厚生労働省からも注意がありました。

ヒアリに刺されると熱間を伴う非常に激しい痛みがあり、水疱状に腫れ、その後膿が出るそうです。

さらにヒアリの毒に含まれる成分に対してアレルギー反応を引き起こすことがあり、局所的または全身に痒みを伴う発疹・蕁麻疹が出現することもあり、最悪の場合はアナフィラキシー症状が出るそうです。

またヒアリの毒は蜂毒と共通成分があり、ヒアリに刺された経験がなくても蜂毒アレルギーを持つ方は注意が必要です。

スギ花粉症が完治しないことを78.5%の方が不満に思っている!?

スギ花粉症に対する某製薬会社の調査がありました。スギ花粉症に対する一般の方々の意識・実態調査です。結論から言いますと、『78.5%がスギ花粉症は完治しないことを不満に思っている』そうです。その一方で『ほぼ毎年医療機関を受診している方は30.1%』で、その理由は『市販薬で対応している方が35.4%』、『医療機関を受診しても治らないと思っている方が30.5%』だそうです。

私のブログを読んで下さっている方はご存知の通り、今ではスギ花粉症は治せるようになりました。まだまだ舌下免疫療法が世間一般には認知されていないのでしょうね。残念です。地道に啓蒙活動を続けて行きますが、舌下免疫療法を広める何かいい方法は無いのでしょうか?

舌下免疫療法治療日誌8

ダニとスギの舌下免疫療法を開始して10日が過ぎました。先週は体が痒かったけど副反応かどうか不明です。今日はもうだいぶ良くなりました。

今週末にはスギ舌下免疫薬シダトレンの増量期も終了し維持期に入ります。ポンプをプッシュする手間が無くなるのは楽しみです。

最近はスギ花粉症の舌下免疫療法を開始する方がちらほらいらしています。しかしまだまだ開始する方は少ないですね。今日も勧めた方がいましたが、普通の抗アレルギー薬でさえ飲み忘れるので舌下免疫薬を忘れずに飲み続けられるか自信がないそうです。でも基本的には毎日飲んでいただきたいのですが、実は飲み忘れることがあっても大丈夫なんです。なので治療を希望されている方にはそんなにかしこまらないで気楽に始めていただきたいなぁと思っています。

舌下免疫療法治療日誌7

今まで院長ブログの方で自分自身の舌下免疫療法日誌を書いてきましたが、これからはトピックスに載せることにしました。

私はダニとスギの併用療法中ですが、本日よりスギ花粉症治療薬シダトレンの増量期第2幕目になります。

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今までは順調に併用しています。でもシダトレンは甘いですね。早く錠剤が発売されて欲しいと一患者としても思う次第です。

豆乳アレルギーとスパイスアレルギーについて。

口腔アレルギーのことを少し。今回は豆乳アレルギーとスパイスアレルギーの話です。

ハンノキやシラカンバなどのカバノキ科花粉症があると豆乳アレルギーを起こし易いそうです。でも豆腐や味噌、醤油などの大豆製品は接種可能だそうですが、アレルギー反応を起こす可能性があるので気をつけて下さい。

またヨモギ花粉症があるとクミン、コリアンダー、アニス、フェンエルなどのせり科のスパイスでアレルギーを起こし易いそうです。時には上記のカバノキ科花粉症の方も反応する可能性があるので重ねてご注意を!

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記事には全く関係のないサヴァランのクレープ。実はサヴァラン大好きなんです!

画期的なスギ舌下液とダニ舌下液の併用療法

先日の日本アレルギー学会にてスギ花粉症用の舌下液シダトレンとダニ舌下液のミティキュアの併用に関しての発表がありました。以前にもこの治療方法を学んでいましたが、さらに画期的な方法です!

この二つの舌下液の併用を私はまだ行っていませんが、良い方法を教えて頂いたのでまずは自分で試みてみようと思っています。

新しい治療法はドンドンパワーアップしていきますよ!皆さん乗り遅れないようにしてくださいね。

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朝日新聞に舌下免疫療法の広告掲載!

先日の読売新聞に引き続き、昨日の朝日新聞舌下免疫療法の1面記事が掲載されました。

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弘前に住んでいると全国紙よりも地方紙を読んでいる方が多いようですので反響はほぼ無いに等しいのですが、少しずつこの治療法について知名度と理解が進み、希望者が増えてくれるといいですね。